ショップ|Hobo’s(ホーボーズ)
「入荷したギターは、演奏性を含めてコンデションを整えて販売しています」
[2013.5.2UP]
今回のギターショップ探訪は、東京・御茶ノ水のアコースティックギターショップ「Hobo’s」にお邪魔した。JR御茶ノ水駅からのんびり坂を下って約10分、小川町交差点のすぐ手前の道を右に入ったところにあるが、実は都営新宿線「小川町駅」からはスグの隠れ家的ショップだ。
“Hobo”とは、19世紀末から20世紀初頭の不況下のアメリカで、土地から土地へ転々と渡り歩いた渡り鳥労働者のことを指すが、その生き方はウディ・ガスリーやボブ・ディランなどのミュージシャンにも多大な影響を与えた。同店に足を踏み入れると、どこかそんな時代の自由で奔放な雰囲気、独特の居心地の良さを感じる。
「ヴィンテージ、新品、USED、そしてブランドを問わずお勧めできるギターを幅広く揃えています」と語るのは店長の岡さん。
確かに、店内を眺めるとGibsonやMartinはもちろん充実しているが、Collingsの壁、Taylor、めずらしいところではチェコのFurch Guitars、そして実力派、SUMI工房のギター、その他にもまだまだ並んでいる。
たくさんのギターが陳列されているのだが、なぜだろう…? どれもが、1本1本粒だって、生き生きしている印象を受ける。
「入荷したギターは、演奏性も含めコンディションを整えてから並べています」
演奏性というのは様々な点があるだろうが、例えば弦高だ。基本的には高すぎると弾きづらいが、低すぎても弦がビビったり、フレットとの兼ね合いもある。それぞれのギターに合わせて調整する必要があるのだ。
「私を含めてリペアスタッフが2名おりますので、購入時でも、購入後でも気軽に弦高調整などをご相談ください」と岡さん。この店には、リペア専門ルームが併設されていて、ギターの様々な調整や修理、ピックアップ設置なども気軽にその場で相談できるのが心強い。
お話を伺いながら店内を見ていると、どうにも試奏してみたくなる。そこで、気になっていたチェコのFurch(フォルヒ)を弾かせていただくことに。そのクオリティからすると抜群のコストパフォーマンスである、と噂のギターだ。

見た目の仕上げも美しいFurch Guitars S23 SRCT を指で弾いてみる。輪郭のあるしっかりとした低音、適度な倍音、全体のバランスもグッド。そして何より弾き手のタッチに合わせて瞬時にレスポンスしてくれる。これは良いギターだ~! と思わず取材を忘れて衝動買いしてしまいそうに。気持ちを落ち着かせていると…
「それから、こんなギターも最近人気ですよ」。持ち出したのは、折りたたみギターVoyage-air Guitar。日本でも、さだまさし、アルフィーの坂崎幸之助などが使用していることで話題のトラベルギターだそうだ。
「折りたためるということもよりも、まずギターはサウンドと演奏性が命であるというメーカーの思想が生きているギターなんです」。なるほど好感が持てる考え方。時間の関係で試奏はできなかったが興味深い。価格も6万円くらいからあるそうだ。
最後に、「世界中のいろんなブランドのギターが一度にご覧いただけますので、ぜひ気軽に遊びに来ていただければと思います」。
今度は取材ではなく、ゆっくりと訪れることにしたい…!
(取材 望月成恭)


[所在地]
Hobo’s
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-12 信愛ビルB1F
フリーダイヤル:0120-182-845
TEL&FAX:03-3518-4249
WEB:http://www.hobos-g.com/
Eメール:hobo@hobos-g.com
営業時間 :11:00~19:30 (日曜日、祝・祭日 19:00 閉店)
定 休:毎週水曜日
JR御茶ノ水駅聖橋口から徒歩約10分/都営地下鉄小川町駅 B5出口より徒歩1分
※駐車場は周辺のコインパーキングをご利用ください。
※ここに紹介したギターは、在庫商品の一例として2013年4月27日時点の情報で作成されています。価格変更や販売済みの場合がありますので詳しくはショップのHPでご確認ください。