m7-5コード
【ひとことアドバイス】
dimとフォームも音も似ているm7-5(マイナーセブン・フラットファイブ)。実は1音しか違いがなく別名ハーフディミニッシュとも呼ばれますが、使い方は異なるようです。基本フォームを3つあげましたので、ルートの位置がプレイにフィットするフォームを選ぶのがおすすめです。
▼m7-5グループのこれだけコード▼
m7-5の定番進行!
まずはこの例から。CはAmの平行調(#や♭の数が同じ、ここではゼロ)ですが、Bm7-5 → E7は、Amとしてのツーファイブになっています。ツーファイブとは2番目から5番目のコードへの進行という意味です。この流れは意外にありますので、事例として確認しておくと良いでしょう。最後のAM7は少し変化球です。
F#m7-5はあのコードに似ている?!
ポピュラーなコードであるEmに解決するF#m7-5 → B7の進行も良く使われます。ところでF#m7-5は押さえてみると、何かのコードに似ていませんか…? そう、中指を離せばAmになりますね! この例のように構成音が似ていることが、実はコードアレンジのポイントのひとつとなっています。ちなみに最後のEmadd9は、親指で6弦、中指で3,2,1弦をジャラーンと弾いています。