ギター入門|ギター選びのポイント前編
さて、ギターの種類に続いて、ギター選びのポイントについてまとめてみます。とはいえ、どんなギターを選ぶかは各自の自由! 好みがあるし、それに大切な予算のこともあります。
そこで、ここでは知っておいても損はないだろう…というポイントを中心にあげてみました。ぜひギターを手に入れる際の参考にしていただければ幸いです。
自分向きのギターを選ぶ!
■まずは自分のプレイしたい方向性を思い浮かべる
バンドを組んでライブがやりたい、ストロークでじゃかじゃかと、弾き語りがいいな、いやいや押尾コータローのように一人でなんでも…などなど。始めにギターを持ったらどんなプレイがしたいか妄想すると、ぐっと選びやすくなります。
例えば、ドラムがいるバンドでライブを目指すとなると、やはりエレアコが欲しいところ。ピックアップがないと、アコースティックバンドならいざ知らず、普通のバンドではライブもリハも困難です。マイクで音を拾おうとしても、「ピーっ!」とハウリングしてしまいますし…。
購入後、普通のアコギでもピックアップを付けて、エレアコ化することもできますが、それなりに改造費用もかかりますので、バンドでアコギという目的が明確ならエレアコが良いでしょう。
もちろん、自宅でのプレイや弾き語り、ちょっとした集まりでの演奏なら一般的なアコギで充分。多くの人は最初はふつうのアコギを手にすると思います。
なお一般的なアコギといっても、実はストローク向き、フィンガースタイル向けなど、スタイルに合ったギターがありますので、まずは自分のプレイしたい方向性を考えておくと良いでしょう。
■楽器屋さんで実際にギターに触れてみよう!
方向性のイメージが固まってきたら、さっそく楽器屋さんにGo!ひとりが苦手なら友達と行くと心強いですね。
さて、ギターはフィーリングが大切。ショップに入ったらまずはざっとギターを眺めてみましょう。もし「あっこれ、いいかも…」と感じるギターがあれば、ぜひ実際に触らせてもらいましょう。
なお試奏の時にギターが弾けなくてもまったく問題ありません。「これから始めたいのですが」といえば、店員さんが喜んで弾いてくれたり、いろいろアドバイスをくれたりします。
その際にどんなプレイがしたいのかが決まっていると、店員さんもおすすめのギターを選びやすいのです。もちろん試奏をしたからといって買う必要はありません。運命の出会いとなるギターが目の前に現れるのを待ちましょう~!