さて、Guitar Chord Projectも第六回目~!  今回は”開放弦とうまく響きあうコード”をいくつかご紹介してみたいと思います。

あまり縛りを考えずに選んでありますので一般的なギターコード表には載っていないものもあるかもしれません。そして今回は少しハイポジションよりのコードを中心にお届けいたします。それでは、さっそくスタート!

ミッション06  開放弦ときれいに響きあうコードを探せ!

例えばAコード。

もちろん、通常バージョンのAも良いけれど個性を主張したり、2本のギターで演奏したり、曲にメリハリをつけたりするには別パターンを使うのもおすすめです。その際、バレーコードのAがすぐに思い浮かびますが、もう少しだけ踏み込んで、開放弦を利用したコードを考えてみるのも楽しいかと思います。

開放弦を生かしたAコードの図

例えば、1・2・5弦を開放にした上のパターン。じゃらーん。正確にはAadd9というコード名になりますが、 コードアレンジの一環ですので違和感がなければOKです。

ちょっとこのコードを使った例でストロークしてみます。


Aadd9を使った開放弦サウンドの図

Aのスリーコードでしたが、DとEは以下の感じで押さえてみました。E7は5弦7フレットを押さえ、A音を出さないようにしています。

開放弦を生かしたDとEの図

もちろん他の選択肢もありますので、自分なりのコードを探してみてください。そしてAのバリエーションもまだまだあります。例えば、こんな押さえ方。

ハイポジションのAの図

普通のDをズズッと9フレット付近までずらしてきたフォームを基本としているのですが、1弦を開放にして、3度のC#音を4弦11フレットで足しています。

アコギではこのあたりが実用域の上限かと。これ以上高くなると14フレットでのAになり、BOSTONのDon’t Look Backになってしまいます~。ちょっと古いでしょうか(笑)

このフォームは5弦や6弦をOnベースとしたり、1弦を活用することで、とてもレンジの広いコードとなります。例えば1弦12フレットを押さえたりですね。いろいろと試してみましょう!

あえて半音でぶつけて○○なコードにしてみる~!

例えばメジャーセブンス。メジャーセブンスは、セブンス音とルート音(オクターブ上ですけど)が半音でぶつかっているめずらしいコードです。ちなみにCM7やFM7を鳴らすと“きれい”や”透明”というワードをイメージするのは私だけでしょうか。実は以前、CM7を“濁っている”と評した友人がいます。逆に自分にとっては新鮮な感覚でした。そうです、音は人それぞれで感じ方が違うのです!

…ということで見出しは”○○なコード”にしていますが(笑)、いずれにしても一般的には半音で音を響き合わせると、ある意味で不協和音的な音にはなります。

話しが長くなりましたが、こんなコードはいかがでしょう?

Bmの開放弦を生かしたコードの図

このコード、Bm(11♭13)とでもいうんでしょうか。GM7(13)onBという解釈も…。もはやコード名はどうでも良いですね(笑)。大切なのはどういう響きがするかだと思います。

このコードのミソは、3弦開放のG音と4弦4フレットのF#音が半音で響きあっているところです。きれいなのか、不安定なのか、濁っているのか…(笑) ちょっとだけ鳴らしてみます。

ホントにちょっとだけでしたが…、譜面は以下の感じです。

Bmの開放弦を生かした譜面

このフォームは、ベース音を変化させることで、意外に動きが出せる面白いコードです。Onベースとは逆ですね。よろしければぜひチェックをしておいてください~。

最後に、今回ご紹介したいくつかのコードを混ぜつつ弾いてみました。少し飛ばし過ぎている感がありますが…、ご参考までにどうぞ!

さて、”開放弦ときれいに響きあうコードを探せ!”はいかがでしたでしょうか。きっとまだまだ探したりないのではと思います(^^)。今回は主にAを中心にご紹介しましたが、この分野はかなり奥が深いですので、ぜひ自分なりのコードを見つけてギターをさらに楽しんでください~! それでは、次回もどうぞお楽しみに!

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