クリスマスのイメージ

今回は特別編として、あの定番クリスマスソングに挑戦してみたいと思います。シンプルなアレンジなのですが、通して弾くと意外に歯ごたえがあるかも!? いつもの通り、ひとつの例ですのでご自身の弾きやすいアレンジとニュアンスで楽しく弾いていただければと思います。それでは Merry Christmas!

特別編  ギター1本で弾く定番クリスマスソング~♪

さて今回、選んだ曲は「Rudolph the Red-Nosed Reindeer」。日本では「赤鼻のトナカイ」として親しまれている曲ですねー。

どうやらこの曲はキーCが一般的なようなのですが、ベース音を弾きつつ、メロディを奏でるソロギターではちょっと弾きづらい感じがします。そこで! 今回は6弦を1音下げたドロップDチューニングで、キーGの曲としてアレンジしてみました。(ドロップDチューニングについてはこちらでご紹介しています)

実はドロップDチューニングのGは、いくつかのフォームに展開できてとても便利。ひとまず左下のフォームを基本形とすると、右は開放弦を生かしたフォームの例です。5弦は薬指の腹付近で自然とミュートできるかと思います。

ドロップDチューニングのGのフォーム

個人的にはオープンコードのGと、3フレット・セーハーのGの良いとこどりフォームではないかと思ったりします。ルート音をキープしながらのメロディもちょうど弾きやすいですし、Dで6弦が使えるのもグッドです!

さて、このGを基本として「真っ赤なお鼻の‥♪」部分をこんな感じにしてみました。最初の4小節をどうぞ。


赤鼻のトナカイの4小節

ベース音はブリッジ付近を軽くミュートしつつ、6弦と4弦を交互にズンチャ! ズンチャ!と弾いています。そのズンチャ!の”チャ”ですが、4弦だけでなく勢いで3弦も鳴らしてしまってもOKです(コードの構成音であれば)。

またもし、ベースとメロディをうまく一緒に弾けない場合は、最初にベース音のみでズンチャな感じを掴んでから、メロディを乗せると良いかもしれません。

でもなんといってもクリスマス! 万一うまく弾けなくても○印のメロディだけでも自由に弾いてみて、赤鼻のトナカイの楽しいメロディを味わってみましょう!

最後にこんな感じというものを通しで弾いてみました! ぜひご自身でも自由に弾いてみてくださいね。それでは、”Rudolph the Red-Nosed Reindeer~!

さて今回の”ギター1本で弾く定番クリスマスソング~♪”はいかがでしたでしょうか。少しでも楽しんでいただけたとしたら幸いです!

メリークリスマス!