いつつ目の誤解:自分のギターは特別チューニングが良く狂う?

チューニングはギタープレイの基本。どんなにラフなプレイでもチューニングだけは合わせておきたいもの。だから、心配になる気持ちは良くわかります。

でも安心してください。 実はギターは元々チューニングが微妙に不安定な楽器。だから一概にギターが不調というわけではないのです。ギターの材料である木は生きています。そのため毎日の湿度や温度の変化で微妙に変化してチューニングが変わったりもしているのです。

もちろん良く調整されたギターは、木材の乾燥・熟成を含めて可能な限りチューニングが安定するように作られています。それでも多かれ少なかれ木の変化はあります。

また例えば、強めに弦を押さえたら音程は上がるし、強くネックを握ると一時的に反ったりすることもあります。

さらに弦の巻き方なども影響しています。それではどうすればチューニングが狂いづらくなるのでしょうか。以下にチューニング方法について、いくつかポイントをあげてみます。

チューニングを安定させるポイント

チューナーで合わせる場合、目標音より音程が高いときはどうしていますか…? そのまま下げて合わせたりしていませんか?

正解は、

①いったん音程を目標音より下げてから

②少しずつ上げてジャストに合わせる

です。
音程を上から下げていく合わせ方だと、ペグと弦の間に緩みが生じてチューニングが狂いやすくなります。そしてペグには弦を3回程度は巻くようにしましょう。あまり少ないとチューニングが狂う要因となるだけでなく、最悪は弦が外れてしまうこともあります。

ペグとチューナーの図

チューニングは5弦・6弦から始める。

張力のある低音弦は特にネックを微妙に引っ張るので、低音弦から先に合わせると効率的にチューニングができます。そして、1弦までチューニングしたら、低音弦に戻りさらに調整という流れで合わせていくのが良いでしょう。

どうしても合わない場合はギター屋さんに相談する。

「チューナーではジャストなのに、どうも微妙にチューニングが合っていない」。その多くはネックやフレット、ブリッジなどがベストでない状態も考えられます。そんな時は購入店やギターショップに相談するのが一番です。あるいはひとまずギターができそうな友人に相談してみても良いかもしれません。応急処置としては、自分が良く使うコードがきれいに響くようにチューニングするという方法もあります。

チューニングが狂ったらすぐに修正できるようになるのも大切なことだと思います。実はプロは、曲と曲との合間はもちろん、曲の途中でもさっと合わせてしまうことがあります。そういう意味では、自分のギターの癖を知ることが最も大切なことなのかもしれません。

最後に、身体が疲れていると平衡感覚がおかしくなるのか、チューニングが合っていないと感じることがあります。一晩寝てからチューニングしたら問題なく合った!というウソのような本当の話もありますので、疲れているときは無理しないで休憩しましょう! いずれにしてもチューニングは基本ですので、毎回しっかりと合わせたいものです。

「Vol.1大切な5つの誤解」はいかがでしたでしょうか?  少しでもお役に立てていれば幸いです。次回の「3カ月目からのギター入門」もお楽しみに!

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