Guitar Chord Projectの第二回目! 今回は、オープンコードをそのままずらすだけではなく、少しコードを変化させたりして透明感のある開放弦サウンドをつくってみたいと思います。

開放弦を上手に使うと、ハイポジションでもアコースティックらしい伸びやかな響きが楽しめますね。様々な可能性を含んだミッションとなると思いますので、ぜひご覧くださいませ。それではさっそくスタート!

ミッション02  広がりのあるギタリストは、上下の開放弦をうまく使う!

5弦、6弦の開放をベース音とする、Onコードを活用してみる!

アコースティックギターのレンジの広さを生かすには、低音弦の使い方がひとつのポイントになりますね。ストローク時の低音の強弱はもちろん、特に5・6弦の開放であれば、伸びやかなアルペジオの展開や、開放弦を鳴らしたままメロディを弾くなどのアイディアも出しやすいかと思います。

でも一般的なコードフォームで5・6弦の開放をルートとするのはAとEのみ。Dは4弦開放ですし、その他のコードはどこかしらのフレットを押さえてベース音を出しているので、自由度がやや制限される感じとなります。

そこで登場するのが、Onコード(オンコード)です!

Onコードはご存知の方も多いと思いますが、コードのルート以外をベース音とした場合にOnコードといいます。例えば「FonA」は、FコードなのにA音がベース音、「DonF#」は、DなのにF#音がベース音となります。以下の感じですね。

FonAとDonF#の図

話しが少しずれそうになりますが、、つまりは5・6弦の開放を活かしたOnコードであれば、自由度も高く、そして広がりのある開放弦サウンドが組み立てやすいのです!

1弦、2弦の開放を共通音として、コードを展開してみる!

一方、今度は上の弦。

いつものコードの1・2弦を開放にしてみると、いつもとは違った新鮮なコード音に。もちろんコードにより単なる不協和音となることもありますし、コード名称も変わってきます。でも、ここでは考えるのではなくコード音が良いか悪いかを感じてみましょう。

そしてその1・2弦の開放を、いくつかのコードの共通音にします。すると基本は単純なコード進行であったとしても、一味違う、広がりのある展開が期待できるのです。

エンディングっぽい進行での一例を。

■共通音を響かせながらベース音を変化させる!

例えばアルペジオ。コードに開放弦をうまく取り入れれば、いつもと違うニュアンスが表現できます。

Badd11の図

上のコードは基本ハイポジションのBなのですが、1・2弦の開放を取り入れることで、柔らかく透明感のあるコード音に変化しています。実はadd11なので3度の音と半音でぶつかっているのですが、逆にそれが独特の響きを出しているのです。

今回はこのコードの変化形を使ってベース音が下りていくアルペジオを弾いてみます

いかがでしょうか。一般的なコードでのアルペジオはもちろん王道ですが、開放弦を十分に生かしたアルペジオも、いろいろ考えられて面白いかと思います!

さて今回のGuitar Chord Projectはいかがでしたでしょうか。より自由に弾きこなすための新たなインプットが少しでもあったとしたら幸いです。

それでは、次回のGCPもお楽しみに~!

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