ギター入門|ギターの種類編
まずは、ギターの種類を整理してみる。
始めにギターの種類について整理してみます。分け方によってはかなりな種類になりますので、ここではアコギ中心にまとめていきます。
その前に! 今さらですがアコギって?
そうアコースティックギターの略ですね。ここでは写真を使いながらシンプルに整理してみます。
アコギは大枠でいうとこの3種類の「総称」となります。写真は一例です。
①のアコギは最もポピュラーなギター。一般的には、このギターをそのままアコギと呼んでいたりします。弦はスティール製。以前はフォークギターと呼ばれていましたが最近ではあまり言わないようです。Martinが開発した形状を基本に、各メーカーで様々なモデルを出しています。
②のクラシックギターには主にナイロン弦が張られています。羊の腸で作った弦を張ったものはガットギターとも呼ばれますが、クラシックギターの一種でOKでしょう。フラメンコの激しい演奏用に板が貼られているものはフラメンコギターと呼ばれ区別されているようです。
③のエレアコは、パッと見はアコギそのものです。でもピックアップ(マイク)が内蔵されていて音の拡大ができるので、エレクトリック・アコースティックギター、略してエレアコと呼ばれています。ピックアップ及びコントロールユニットが搭載されている点以外は、通常のアコギと変わりません。
アコギとクラシックギターの違いはブリッジの部分を見るとわかります。アコギは金属製の弦がブリッジにピンで挿してあり(左下の写真)、クラシックギターにはピンはなく1弦~3弦にナイロン弦が張ってあります(右下の写真)。
そしてエレアコには、ボディサイドに下の写真のようなコントロール・ユニットが設置されているものが中心ですので、実は見分けがつきます。
ちなみにエレキは以下の感じですね。エレキギターとエレキベース。
Fenderのストラトキャスター、Gibsonのレスポールは、あまりにも完成度が高く後のギターに影響を与えたため、様々なメーカーがストラト&レスポールタイプを製作しています。
その他にも、セミ・アコースティックやフル・アコ―スティックと呼ばれるタイプや、各メーカー独自のものなど、エレキには実に様々な形状があります。エレキギターについても、いつか整理をしてみたいと思います。
次回は「ギター選びのポイント編」です。お楽しみに!